わたくし最近、すごく血迷ってて、無自覚の錯乱状態といいますか 、否、そんな大袈裟なもんじゃないんだけど、とにかくなんだか迷走してて、いつもの安定した自分ではない感覚があったんですね。
ほんで、仕方ないからはてなブログでスピ詐欺や自己啓発のペテン師を糾弾することで精神の均衡を保っていたんだけど(噓w)、急転直下でハタと気づいた。
この迷走の原因に。
その前にマクラ話を聞いて欲しい。
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12年くらい前のこと。
わたしは突然、小説を書き始めた。
きっかけは「暇だったから」
確かに文章を書くのは昔から好きなほうだったし、暇があれば夢物語を空想するのが常だったから、いつの日か文章にするか、映像化したいという漠然とした想いもあった。
しかし、いざ書き始めると小説はメチャクチャに難しかった。そりゃ簡単なわけないけど、想像したのの何倍も苦労した。
日がな一日、パソコンの前でキーボードをカチカチしながら、やっとの思いで完結まで書き上げた拙い2本の小説+αは、今もネットの海のどこかに、わたしの恥ずかしい処女作としてデジタルタトゥー化されている……笑
そんなこんなで、休止と再開を繰り返しながら現在まで小説を書いてきたわたしが、小説を書くことによって得たひとつの着眼点がある。それは、
登場人物の言動には必ず動機が存在する
ということ。
明確な動機なしにキャラクターに発言させたり行動させると、辻褄が合わなくなって物語は破綻してしまう。だから、どんな言動にも必ず動機づけが必要なのだ。
わたしも、あなたも、意識的、無意識に関わらず、何かしらの動機に基づいて日々を生きている。
こんなの至極当たり前なことだけど、こんな当たり前のことが、錯乱状態に陥っているとまったく捉えられなくなる。暗中模索。視界が塞がれて、自分がなにをしているのかさえわからなくなってしまう……。
彼らは今、
なぜそんな発言をしているのか
なぜそのような行動を取るのか
言動の裏に隠された
行動原理は一体なんなのか
この問いかけは、対登場人物から自分に置き換えることができる。
何故わたしはこんな発言をしているのか
何故わたしはこのような行動を取るのか
わたしの言動の裏に隠された
行動原理は一体なんなのか
💍💍💍💍💍
必要なのは神との対話ではなく、自分との対話です。(自分を神とするなら神との対話だけど笑)
錯乱状態では俯瞰視できないので、わたしは一度精神を落ち着かせて、小説の登場人物に動機づけするときのように、自分自身に「なぜそうするの?」と問いかけました。
お前の本当の動機はなんだ?
わたしはこういう人間になりたいです。だから頑張ってるんです。
嘘だね。それは表面的な理由に過ぎない。
でも、本当にそうなんです。あれもそうだし、これもそう。その為にいろいろ行動してるんです。
いや、違う。正確には間違ってないけど、その奥にもっと本当の理由があるだろう。お前は、たったひとつの理由のために迷走してるんだよ。その理由を認めることは、ある種の敗北に近いから認めたくないだけだ。
敗北……。
そう、敗北。実際のところ敗北もクソもないのに、利己的な考えを方をしてるからプライドが邪魔をする。いい加減自分の真の動機に気づけ。わからないなら教えてやる。お前の真の動機は、これだ!
ダァァァアアアアアアアアアアン!
🖕🖕🖕🖕🖕🖕
🖕
ひっ、ひぎぃいいいいい‼︎
😱😱😱😱😱😱
🤯🤯🤯
ここには書けませんが(というか誰にも話せない笑)、この瞬間、余計な思考は消滅し、いくつもの心的フィルターを突き破ってひとつの答えが一気に顕在化した!
その答えは、たった1人の人間に向けられたものだった。そのたった1人の為に、わたしは迷走しまくっていたのだ。わたしの行動原理は、ひとりの人間に左右されていたことになる。
このことがわかった瞬間、視界は一気に晴れ渡り、錯乱状態は解除された。ほんとのほんとに、一瞬で世界が変わる。
ああ、自分はこんな単純なことの為に迷走してたのかと笑
皆さまの中にも、自分では気づきづらい動機のために暗中模索になっている人がいるかもしれない。(迷走、錯乱してることに気づいてない人もいる)
心がモヤモヤしたり、いつもの自分でない気がしたり、不安、恐れに苛まれていたり、いろんな状態異常にあるかもしれない。
そんなときは、一度歩みを止めて、自分の行動原理はなんなんのかじっくり心の観察をすることをオススメします。
心は何重にもフィルターをかけ、自分自身すら欺こうとしてきますから、何層かATフィールド的なものを貫いてくださいね。そうすれば、本当に自分が求めているもの、その欲求の為に状態異常を起こしていたんだと、ハッキリ自覚できると思います。
その瞬間、迷走状態の現実世界は真逆に反転し、欲求を手放したも同然になります。手放したとき何が起こるかは、スピ界の皆さまならもうお分かりですね。
新しい何かが手に入るのです!!!笑
おあとがよろしいようでw