銀次のブログ

日々の何気ない思考を書き連ねる

タバコを吸う人とは友達になれません!という考え方はどこから来たのか。という話①

 わたしの友達に大嫌煙家がいる。

どれくらい嫌ってるかというと、タバコ吸ってる人は死んで欲しい!とハッキリ断言するほどだ。タバコを吸う奴とは友達になれないし、もし恋人がタバコを吸っていたら、即別れる。と、鬼の様な顔をしてわたしに語っていた。歩きタバコや、喫煙OKな飲食店でたまたま横に吸う人がきたりすると、めちゃくちゃ機嫌が悪くなったりもする。

 

 しかし、彼の恋人は隠れてタバコを吸っていた。わたしもよく一緒に吸おうと誘われたもんだ。タバコ嫌いの友人の目を盗んで吸う背徳のタバコは、格別に美味かった(それは冗談笑)

 

 一度、彼の外出中に2人で一服してたら、不意打ちで彼が帰ってきたことがあった。わたし達は大慌てでタバコを揉み消して部屋を換気したけど、タバコの臭いを完全に消すのはどう考えても無理だった。彼はきっと、わたし達が隠れてタバコを吸ってることにそのとき気付いたんだろう。しかし、わたしはそのスリルにしばらく笑いが止まらなくて、友人を失くす危機感ゼロドーンであった……笑

 

 結局、大嫌煙家の彼は、わたし達を許した。

喫煙による健康被害を山の様に挙げつらい、

•彼の目の前で吸うのはNG

•キスしたときにタバコ臭かったら別れる

という条件のもとではあったのだけど……笑

 

 わたしと彼の恋人は、喫煙に関して随分軽く考えていた。彼はタバコを相当嫌っているけど、わたし達が吸うのを止める権限はなしい、タバコなんかで終わる友情ではないと、端から信じていた。この程度でダメになる関係なら、もともと大したことないし、むしろ別れて正解!と、自信満々。言い換えれば、傲慢だった。

 

 そして、彼はわたし達を許す代わりに、大変な我慢を強いることになった。あんなに大嫌いなタバコの臭いを我慢し、わたし達がいつ吸うかわからないので、常に警戒してるようだった。そう、彼は許すというより、単純に我慢してるだけだった。我慢、我慢、我慢の連続。

 

 不幸中の幸か、わたし達はヘビースモーカーじゃなかったので、彼にバレてからしばらくして、まったくタバコを吸わなくなった。めでたし、めでたし👏

 

 

 と、なる前に笑

どうして彼がそこまでタバコを嫌うのか気になって、この文章を書きながらLINEで訊いてみた。すると、「母がヘビースモーカーで、子供の頃から嫌いだった。タバコのせいで母は病気になり、苦しんで死んだ」という答えが返ってきた。わたしは、その奥にある本当の理由を知りたいと思ったんだけど、彼は英語しか話せないオーストラリア人であり、わたしも最近アプデされたiOS14のマーベラスな翻訳を駆使してまで掘り下げる大変な話題じゃないなと判断し、了解した笑

 

 ちなみに、わたしの母もヘビースモーカーだった。姉も毎日一服してから高校に行ってた。親戚のおじちゃんもおばちゃんも、ほとんど喫煙者だった。27歳になるまで一切タバコを吸わなかったわたしは、まさに奇跡に近い存在だった。なのに、どうしてタバコなんか吸うようになったのか、その話はまた別の機会に🤞

 

②へ続く

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