わたしが35歳で美容学校に通うことを決めたとき、意外なことに、周囲の人はみんな応援してくれた。35歳で決断して実行するって凄いねって。
で、いざ通いはじめると、
学校の先生や生徒はみんなこう言うのである。
「なんで今更美容師なんですか?」
と。
美容業界は若さが命。
安月給、長時間労働、労基違反に加え、
長くて3年もアシスタントをやらされるのだ。
肉体、精神ともに若くないとやっていけない。
将来自分の店を持てたとしても、
美容サロンは既に飽和状態。
コンビニより店舗数が多いのだ。
10年間での離職率90%。
この業界で生き抜くのは至難の業とされる。
ちなみにわたしはヘアメイクの仕事に就きたかったけど、ヘアメイクの仕事は美容師として一通りのスキルを身につけ、一人前になった後に転向するものであって、美容師スキルを持たないヘアメイクは、日本で活躍の場はないと教えられた。
みんな何が言いたいのかって、
あなたはもうおっさんなんだから、いつまでも夢見てないで現実見ろよ
である笑
これが洗脳済みの奴隷人間の言葉でなくて、何者の言葉だと言うのだろう🤔笑
(誤解を招かないように書いておくと、わたしの今の職業は美容師ではない)
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何度も書くけど、わたし達は思考をコントロールされた洗脳状態にある。当たり前、常識などと呼ばれるものは、おおよそ洗脳済みの人間から刷り込まれた不幸になる為のインチキでしかない。
恋人、配偶者が浮気したら腹が立つのも、
「自分の所有物を他人に奪われた」
という思考回路なくしてあり得ない。
裏切りという事実は、あなたと、あなたの愛する人が発現させない限り、どこにも存在しない。そもそも、あなたの愛する人はあなたの所有物ではない。独立した自由意志を持つ、ひとりの人間である。
幸せそうな人を妬むのも、
「自分は惨めなのに、あの人は幸せそう」
という相対的な思い込みなくしてあり得ない。
その人が本当に幸福な状態にあるのか、外からではわからないし、あなたの幸福は、あなた自身で作り出せるというのに。
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老化という現象はどうでしょう。
わたしはこれも刷り込みによる錯覚だと思ってる。
確かに細胞分裂の回数には限りがある。
皮膚や筋肉は衰え、骨と関節は摩耗する。
体は弱体化し、生命力も徐々に失くす。
それに伴う容姿、容貌の変化。
この状態を老いているというなら、
確かに老いは存在するのかもしれない。
しかし、時間の流れ(時間の概念も怪しいし細胞が分裂してるだけ)による単純な肉体の変化に「老化」という言葉と概念を与えたの、いったい誰ですか?出てきなさい。ひっぱたいてやるから笑
一歩ずつ死に近づいてるとか、年取ったら何も出来なくなるとか、若い頃はあんなに綺麗だったのに、老けたねぇ〜。老醜無残!老後の蓄え3000万必要なんだってぇ〜、とか
何事⁉︎🙄
である笑
わたし達が勝手にそう思ってるんじゃない。教育、制度、法律、メディア、おおよそ使える物はすべて使ってそう思い込むように思考をコントロールされてるだけである。今の世の中じゃ、老いてゆくことに対してポジティブなイメージを描くのがかなり難しい。
わたしだって数年ぶりにつけたテレビに昔よく見てた芸能人が映ったら、
「えッ⁉︎クソみてぇに老けてんじゃん!」
と思わず口走るのである笑
洗脳延髄反射とはこのことである……。
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【とある物語】
いつまでも叶いそうにない夢を追いかけている1人の男がいる。定職につかず、身内に迷惑をかけ、それでも諦めきれずに男は走り続ける。
周囲の人々は、
「才能ないよ」
「年齢的にもう無理でしょ」
「早く所帯を持って親を安心させてやれ」
などと、男の夢を馬鹿げたものだと一蹴する。
人々は口から放たれる言葉に想念が加わり、言霊となって男の夢を妨害していることに気づいていない。
男の夢は、いつか成功して、
家族や周囲の人々にありったけの恩返しをすることだった。
やがて男は、志半ばでこの世を去った。
結局、男の夢は死ぬまで成し遂げられることはなかった。
皆様はこの男の結末に、
どのような感想をいだきますか?
③続・少食、断食のススメへ続くw