銀次のブログ

日々の何気ない思考を書き連ねる

②🎃あなたの中の大悪党!

わたしは所謂スピリチュアルブログを書いたりもするけど、その実、筋金入りのアングラ大好き中年でもあるのだ!笑

 

オカルトもオカルトで好きだけど、物心ついた頃からホラー漫画、ホラー映画が好きだったし、レンタルビデオ屋に置いてあったモンド映画の大半は鑑賞済み。中でも、黒人奴隷時代の惨い描写と、奴隷の末裔が現代でバカンス中の白人家族を惨殺するラストが印象深いモンド映画の傑作

ヤコペッティの残酷大陸

のサントラは、今でも大好きで20年以上聴き続けてる名盤だったりする。

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そんなこんなで、子供の頃から心霊、UFO、UMA、ホラー、モンド作品などが大好きだったわたしは、中学辺りから世界中のシリアルキラーが起こした凄惨な殺人事件を事細かに書き記した文庫本を読み始めることになる。それらはドキュメント風でもフィクションでもなく、実際に起こった事件なので、文章だけとはいえ、猟奇具合と凄惨さは当時のわたしにとって相当な衝撃だった。

 

【余談】

殺人鬼は3歳までに決まる説がある。

殺人鬼までいかなくても、世の中の定説として、人間の基本的な気質は3歳までの育てかたで決まるというのがある。あとは、遺伝半分、生活環境半分。なので、将来の犯罪者予備軍は、その辺をヨチヨチ歩いてる3歳児の時点で大凡確定してるのである笑

 

たとえば、大半のシリアルキラー(連続殺人鬼)は、幼少期に親から虐待を受けている。

 

ある殺人鬼は、母親が売春婦だった。

母が客との性交中、たまたま部屋に入ってしまった幼少期の彼は、性行為から目を逸らすなと命令され、薄汚く罵られたあと、最後に母親から角材で頭を打ちのめされた。前頭葉損傷。意識不明から回復した後、まるで別人のように性格が変わってしまった彼は、やがて殺人を繰り返す凶悪なシリアルキラーになった。

 

物理ダメージによる脳の損傷で悪魔のように変わってしまう人もいるけど、子供の頃に受けた虐待は脳を萎縮させ、正常な心(脳)の発育を妨げる。だからと言って、虐待されてる子がみんな犯罪者や殺人鬼になるわけじゃない。統計的に見て、劣悪な家庭環境が犯罪や非行の原因になることが多いとされるだけ。

 

だからわたし、たまにこの質問をしてしまう。

 

「親と仲良い?」

 

あまりよくない返事がきても、目の前に居るその人の普段の言動がすべてだから、別段気にはしないけど、稀にいる親のことを憎んでるような発言する人は、やはり他人に対して攻撃的な性格の人が多かったような気がする……。

 

ま、あくまでも気がするだけだけど🙄

 

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前置きが長くなった。

わたしが長年疑問に思い続けてることのひとつに、

 

なぜ犯罪者は

居なくならないのか

 

というのがあった。

まず、凄惨な事件、事故の被害者で、クソ野郎っています?ほとんど居ない気がする。

 

クソ野郎がクソ野郎に相応しい死に方をすることはあっても、クソ野郎に命を奪われる被害者の大半が、誰からも好かれる良い人だったりする。なぜあんな素晴らしい人が、こんな惨たらしい最期を迎えることになったのだろう。それはスピリチュアル的にどう解釈すべき事柄なんだろうと、ずっと謎だった。その謎が、最近解けた。

 

答えは簡単だった。

 

わたし達の中にも

彼ら(犯罪者)と同じ性質が備わっている

 

だった。

即ち、強固な洗脳状態にある人類の精神性は現時点で限界にある。この洗脳が解けないかぎり、奪い合いをやめて、愛と調和の中に生きるなんて土台無理なのだ。ただし、霊的に美しくあろうとする努力は誰しもできる

 

これ以上に妥当な答えは、

わたしには見つけられなかった。

 

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話は少し飛ぶ。

数年前、捕まえた野良猫に熱湯をかけて惨殺するおぞましい事件が日本であった。シリアルキラーの大半が、小動物の殺害からエスカレートして人間を殺し始めるので、こういう奴を見逃すのは非常に危険)

 

犯人はその蛮行を動画撮影し、ネットで拡散させた。わたしもその動画を見たことあるけど、確かに酷かった。犯人は後に逮捕されたけど、逮捕されても死んだ猫は生き返らないし、猫達が絶命する瞬間まで想像を絶する苦痛と恐怖を味わった事実も消えない。

 

なぜこんな恐ろしいことを平気で出来る奴が存在するのだろう。そう思ってた矢先、ネットはこんな書き込みで溢れ返った。

 

犯人を同じ目に合わせてやりたい

 

書き方は様々だけど、要約すると

 

苦しんで死ね

 

である。

多くの善良な人達が残忍な殺害方法に憤慨し、犯人に対し何の躊躇もなく「同じように苦しんで死ね」という呪詛をネットで拡散させていた。

 

この手の書き込みは大きな事件になるとよく見かける。わたしはその都度、薄寒い感覚を覚える。正義感が強く、道徳心に溢れた人達が、当たり前のように犯人に対して「同じ目に合え」と言っている。

 

中には、もし自分が同じことをされたら、法律なんて関係ない。自分で直接手を下すと豪語する者までいる。

 

憎しみの感染。

負のスパイラル。

 

怒りと憎しみで冷静さを失くすと、

どんな善良な人でも道を踏み外してしまう。

同じ目に合って死ねと思った瞬間、

あなたの思考は、

おぞましい犯罪を犯した犯人と

まったく同じになっている。

 

そして、そのことに薄寒さを覚えるわたしでさえ、その気持ちを理解できるのである。

 

わたし達は、生まれた境遇、周囲の環境、社会的立場が違うだけで、誰しも同じ性質をもっている。あらゆる心理実験がそれを証明してるし、本質的に大きな違いはない。些細なキッカケで、いつでも犯罪者の側に堕ちる可能性を秘めている。

 

だから、犯罪者は居なくならない。

人類全体が、犯罪者になる可能性を持っているから。

 

生まれた時から他者と比較することを徹底的に刷り込まれ、そこから生まれる劣等感、優越感、心の隔たり、嘘で固められた不安を煽るだけの概念が、わたし達の本来持っている愛の力を封じてるとしか思えない。

 

出来ることと言えば、

せいぜい自分の怒り、苛立ち、湧き起こる感情すべてを冷静に分析することくらいしかない。

 

あなたの中の大悪党が死ぬまで目醒めなかったとして、それはきっと、あなたが犯罪者と同じ性質を持たなかったという証明ではなく、単純に恵まれた境遇、恵まれた環境にあっただけだと思う。

 

そして、すべての元凶である洗脳を解くためには、やはり…………

 

 

③最強のマントラ伝授!へ続くw

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