銀次のブログ

日々の何気ない思考を書き連ねる

スタバの謎の暗証番号

わたしは若い頃から今でも、ひとりで外食することはほぼない。

 

 

親がすべてを自炊で賄う人だったから、実家にいればいつもご飯は炊きたてだったし、揚げ物も揚げたて、サラダも作りたて、なにもかもが出来たてホヤホヤなのだから、実家暮らしで外食する必要は皆無だった。

 

 

スーパーの惣菜もほとんど食べたことがなかった。たまに買ってきても、やはり母が作る出来たてのほうが遥かに美味しかった。

 

 

そんなこんなで、世に出たわたしは外食での暗黙のルールを全然知らなくて、大人になってから驚愕することが多々あった。

 

 

たとえば居酒屋。

 

 

全員のドリンクが揃って乾杯するまで口をつけてはいけない

 

 

こんなのまったく知らなかったし、知ったあとでも「なんの為に⁉︎ めっちゃ喉乾いてるんだけど……乾杯なんかどのタイミングでやっても同じだし、待つ意味なくね?」って感じだった。

 

 

上座下座の概念

 

 

これも、えっ、そんなのあるんだ……⁉︎😅

みたいな笑

 

 

他にも、人とシェアして食べる概念を持たなかったわたしは、居酒屋がめっちゃ嫌いだった。なぜ人とシェアしながらチビチビ食べないといけないんだろう……。わたしはこの一品ものをひとりでガッツリ食べたいのに……。そんなことばかりが頭をよぎるし、よぎるものの、世間ではこれが当たり前なんだから仕方がないと言い聞かせ、我慢して暗黙のルールに従っていた。

 

 

そんな我慢も、数度のうちにすっかり慣れてしまい、最終的にわたしもこうなった。

 

 

「いやいや君、みんな揃って乾杯する前に口つけるとかないからー!www」

 

 

これが洗脳でないとしたら、なにを持って洗脳というのだろう。と言うレベルの見事な洗脳である笑

 

 

知る前はどうでも良かったことが、知ったあとではすっかり型に嵌められ、誰が決めたかわかりもしない常識、当たり前に、ガンジがらめにされている。

 

 

😭😭😭

 

 

まだまだある笑

 

 

レストランのコース料理をほとんど食べたことないわたしは、注文の仕方もわからないし、メニューが全部外国語だった場合、

 

 

「わかりづら!気取りとかいらんから日本語で書けや!w」

 

 

と内心突っ込みながら、一緒に行った人に注文はすべてまかせる。マナーだってほとんど知らないし、出てきた料理もデッカい皿に豆粒みたいな肉がちょこーん乗ってるだけで、正味ふた口で食べ終わる量だし、

 

 

「少な過ぎて食った気せんなぁ〜……😭w」

 

 

である笑

 

 

もちろん、雰囲気を楽しむ場というのは充分心得ている笑

 

 

☕️☕️☕️

 

 

で、タイトルにもあるスタバの謎の暗証番号。

 

 

スタバをよく利用する人にとっては当たり前かもしれないけど、年に2回くらいしか行かないわたしは、あの暗証番号の意味がわからなかった。

 

 

コーヒーを買ったあと、店員がレシートを渡しながら

 

 

「暗証番号はレシートに書いています」

 

 

と言うから、何のことだと思ってレシートを見ると、手書きで4桁くらいの数字が書いてあった。は?なんの暗証番号だよと思ったけど、別段気にしないでいたら、一緒に居た人が

 

 

「ちょっとトイレ行ってくるからレシート見せて」

 

 

と言ってきた。

その瞬間、電撃が走ったように

 

 

これトイレの鍵の暗証番号かい!

 

 

と理解した。

 

 

わたしは40年以上生きてきて、こんなふうに些細な知らないことがたくさんある。探せばまだまだ五万とあるだろう。

 

 

が、開き直りと取られるの覚悟で言うなら、こんなの知ってようが知ってなかろうが、人生を生きていく上でなんの役にも立たないことだと心底思う笑

 

 

知らないことを恥ずかしいとも思わないし、知ってるからちゃんとした社会人ですね!なんて、思うわけない。わたしが心の底から凄いと思う人がいるとしたら、それは、

 

 

道に落ちてる物だけで火を起こせるとか

 

落ちてる物だけで魚を釣れるとか

 

獲物を獲って捌けるとか

 

薬草、毒草の知識が豊富とか

 

応急処置の仕方を知っている

 

 

などなど、端的にいうとサバイバル能力に優れた人のことは、冗談抜きに凄いと思うし、実際巨大地震でも起きようものなら、こういう人は一瞬でヒーローになるだろう笑

 

 

そんなこんなで、今日も今日とて、部屋にこもって自炊の毎日である笑

 

 

おあとがよろしいようでw