銀次のブログ

日々の何気ない思考を書き連ねる

🇮🇳サイババと宜保愛子🇯🇵その1

ウィキペディアより引用

「One Million Dollar Paranormal Challenge」 奇術師ジェームス・ランディが1963年に発案、スタート。本物の超能力を実演、証明した者に対してUS$1,000,000の賞金を与えるという企画。過去、幾人もの“自称”超能力者が挑戦するも条件に見合うだけの結果が出ておらず、賞金を獲得した者はない。

引用終了

ランディさん、15歳のときに教会で行われた「降神術」のインチキを暴いたら、「神聖な集まりを穢した」と逆に警察に訴えられ、拘置所に4時間ぶっ込まれたんだとか。以後、生涯をかけてインチキ詐欺師に報復することを誓い、数々のイカサマを暴いてきたランディさんだったが、2020年に92歳でこの世を去ってしまった。ランディさん、本物のあの世は、どんな様子ですか?

1964年以降、のべ1000人以上の自称超能力者が100万ドルチャレンジに挑んだが、ただの一人も自らの力が本物であることを証明できなかった。

 

🤫🤫🤫

 

話は変わって、ここ数日、ずーっと宜保愛子さんの動画をyoutubeで見てたんです。宜保さんって、元祖本物の霊能力者だよね。多くの著名人が「あの人は本物だ」と認めてたらしい。(大槻教授は最期までインチキ扱いしてたらしいけど笑)

しかしね、リアルタイムで宜保さんの番組を見てた子供の頃はまったく気づかなかったけど、今改めて見るとハッキリわかることがある。それが、

彼女の並々ならぬ自己顕示欲+承認欲求

どの動画を見ても、宜保さんは驚くほどのマシンガントークで、息つく暇もないほど必死に喋り続ける。もう凄い。ほんとにノンストップ。ここまで来ると、「お願いだからわたしの話を聞いて!」という心の叫びに見えてくる。

幼少期、霊が見えることで不気味がられ、周囲の冷たい対応に抑圧されてしまった想いが、大人になって本物の霊能者と認められた瞬間、爆発的な顕示欲と承認欲求に転換したんだろう。やっとみんながわたしの話を信じてくれる!と。霊能力は宜保さんのアイデンティティそのものだったに違いない。

 

ところで、宜保さんは本当に本物だったのか。

 

雨上がり決死隊の宮迫が、先輩芸人から聞いた宜保さんの話は有名だと思う。死を目前にした宜保さんが、宮迫の先輩に電話でこう語った。

「本当に霊は見えてるの。見えてるけど、その霊がどういう理由でそこにいるとか、何を訴えかけてるかは、全部わたしの想像なの。でも信じて、見えるのは本当。部屋の間取りが見えるのも本当」

宮迫の話は、「死を前にした人間が嘘をつくはずないから、きっと宜保さんは本当に霊の姿が見えてたんだと思う」と締めくくられた。

 

否、死を目前にした人間も嘘つきますよ笑

 

わたしは率直にそう思う。顕示欲と承認欲求の為に聞こえもしない霊の声が聞こえると、テレビという巨大なメディアを通して盛大な嘘をかました人だもの、どんな大ボラだって平気でつくでしょう。霊の声が聞こえるのは嘘だけど、見えるのだけは信じてって、死ぬ直前でも無理がある。なら最初からそういうテイでテレビに出るべきだった。宜保さんの番組はすべてインチキだったと言っても過言じゃないレベルの今際の暴露である笑

しかも、人の家の間取りがわかるのがなんだっていうのか。それが見えることに何の意味があるのか。遠隔透視なんてものは、犯罪かスパイ活動以外まったく使い道のない力じゃないのか。霊能力の証明といっても、そんなのホットリーディングでどうとでもできるしねえ。

ということで、わたしは宜保さんを本物だとは思わない笑

ただ、あの当時から現在に至るまで、第一線で活躍してる筋金入りのインチキ霊能者と比べれば、宜保さんは至極まっとうな人だったと思う。最期まで彼女の霊能力を認めなかった大槻教授も、他の詐欺師と違い、宜保さんは霊感商法で人から金を巻き上げたりしなかったことを評価してたんだとか。

出演した番組を見てもわかる。とにかく普通に人の良いおばちゃんで、近所にこういう気さくな人いるよねって感じなのだ。(もしかして1から10まで全部虚言の発狂おばさんだったらどうしようという懸念は常にあるが笑)

 

宜保さん、本物の霊界は、どんな様子ですか?

 

次はサイババの話にw