15年くらい前の話。
ある日友達に
「ハーゲンダッツを食べたことがない」
って言ったら、むちゃくちゃ驚かれた。
えっ、ハーゲンダッツを食べたことないってそんな珍しいの⁉︎ みたいな。逆にこっちがびっくりだよね。
甘いものが好きじゃないわたしは、わざわざ高めの値段払って甘ったるいアイスを食べたくないし、それ以前に、どんなに美味いと言われても、まったくもってアイスに興味が持てない。(アイスに限らず、行列のできるお店とか、美味いと評判のお店など、食に関して一切興味をそそられない)
ハーゲンダッツの味を知らないレアリティを認識して以降、わたしは一生ハーゲンダッツを食べないことに決めた。
この話をすると、たまに無理矢理食べさせようとしてくる人がいる。ある時は、
「これは銀次の為に買ったんだから、銀次が食べないなら今すぐゴミ箱に捨てるよ」
などと脅してくる奴もいた。
そんなもったいないこと、わたしが許すはずないとの算段だろうが、
「どうぞ。捨ててくださいw」
と返した。
結果、買った本人がしぶしぶ喰ってた笑
他にも、切々とダッツの美味さを語り、食べないと人生損してると言ってくる人までいた。
砂糖中毒で脳味噌やられてないですか?大丈夫ですか?わたしはそもそも、濃厚なアイスより、サッパリした甘さ控えめなものが好きだと言ってるのに、何故濃厚(らしい)ダッツをゴリ押ししてくるのですか。と笑
兎にも角にも、40歳になる現在まで、わたしはハーゲンダッツを口にしたことがないし、このレアリティを死ぬまで守ってゆく所存である!笑