銀次のブログ

日々の何気ない思考を書き連ねる

💶スピ詐欺とお金配りおじさんとOnly fans💶その1

お金配りおじさんに対する反応って綺麗に3つに分かれてると思う。

 

1:お金欲しいからフォローする!

2:お金配るって下品

3:まったく興味ない

 

わたしは2番寄りの3番なんだけど、こうしてブログネタとして取り上げる時点で矛盾がないでもない笑

 

【お金欲しいからフォローする!】

お金が欲しいからフォローするというのは、至極わかりやすい。このタイプはたぶん何も考えてないんだと思う。バタフライエフェクトのように、自分の些細な言動がその先の未来を大きく変化させる可能性などツユ知らず、目先にニンジンぶら下げられたらナリフリ構わずまっしぐら!

 

リスクゼロでお金もらえるなんて最高!

否定する意味がわからない!

自分で稼いだ金をどう使おうと本人の勝手!

 

きっとこのくらいの感覚だろう。

わたしだって「宝くじで高額当選したからいくらかあげる」って身内から言われたら、遠慮なくもらう……

 

……かもしれない!笑

 

けど、本当にリスクゼロだと思う?

わたしはお金欲しさにお金配りおじさんをフォロー&RTする人に対してさした感慨を持たない。しかし、世の中にはお金は邪悪なもので、お金に踊らされる者を欲深く卑しい人間だと捉える人もいる。

 

あなたの家族や友人がこのタイプだった場合、表層心理では苦笑い程度の反応でも、深層心理ではあなたに強烈な嫌悪感を抱いている可能性がある。無意識の嫌悪は、無意識の壁を簡単に突破して、ある日突然攻撃に転じることがある。例として、

 

アマゾン欲しいものリストを公開している人に対する批判的なTweetなどがある

 

あれは端的に、

 

他人がなんの苦労もなくお金や物を手に入れるのが許せない!

 

という、人格否定の意思表示だけど、なぜそのことを許せないのかを考える人はたぶん少ない。嫉妬乙!なんて言われても、みんな違うと言うだろう。それっぽい反論もするかもしれない。しかし、実際のところ、嫉妬、妬み、僻み、以外の言葉でその感情を表現しようがないのも事実じゃないだろうか。

 

また、昨今ではオンリーファンズに対する批判もこれと似ている。

 

可愛くない子がやっても仕方ない。見たいのはイケメンのなんだから

 

これはかなりすごい笑

容姿の優れない人が身体つかってお金を稼ぐのがそんなに許せないのだろうか。

 

要するに、相手のことを徹底的に見下している。学生時代から努力し、知識と教養と名刺を武器に、仕事で莫大な時間を搾取されてようやく得られる金を、裸になるだけで簡単に手にするその人主観では可愛くない容姿の人間が許せない。

 

書いてるわたしの人間性まで疑われそうである笑

なぜなら、わたしの中にも少なからずそういう価値基準が存在するからこそ、こういった人たちの心情も理解できるのだろうから……笑

 

お金配りに参加する人、アマゾン欲しい物リストを公開する人、Only fans初めましたの人、虚構インスタ、虚構SNS、いろんな人が、いろんな批判に曝されている。それでも彼らは、なんの苦労もなくお金を得ていると思いますか?

 

見ず知らずの赤の他人から「簡単にお金を得ている」という理不尽な理由のもと、好き放題に人格否定されることは、耐え難い屈辱ではないでしょうか。いくら本人が表面上「気にしない」と言ったとことで、

 

「気にしない」という発言自体が、

気にしてなければ発せられるはずのない言葉なんですから

 

ふるわれた暴力のダメージは無意識下で蓄積し、膨れ上がり、理性の限界を超えたとき、凄まじい憎悪になって顕在化する。それが他人に向いた場合、人をあやめることになり、自分に向かった場合は自殺する。

 

先ほども書いたように、わたしにも他の人たちと同じ価値基準や主観フィルターがある。そして、そのフィルター越しに世界を見ている自分を

 

俯瞰して見ているもう1人の自分がいる

 

このもう1人の自分の存在がなければ、わたしもさまざまな理由から精神に異常をきたしていた可能性すらある。それほどにかけがえのない、尊い存在が、自分自身なのである。

 

もう1人の自分は言う。

 

こういうふうにお金や物を得る人がいたとして、当事者以外にはなんの関係もないし、「あ、そうなんだ」とか「それはそれは、ありがたいことだねえ」で済ませることもできるじゃないか。

 

無償で得たことで後にトラブルに進展したところで、やっぱり当事者以外の我々にはなんの関係もないのだから、放っておけばいい。

 

彼らは彼らなりの動機をもって、物やお金を手にする手段を探し、人からもらうことにたどり着いた。

 

わたし達はわたし達で、欲しいものは自力で手に入れる、という自由意志のもと、彼らとは違う方法で物やお金を手に入れる。どちらもラクではない。わたし達も、彼らも、相応のものを失いながら新しい何かを得ている。その事実と結果は、経緯が違ったとしても不変である。

 

でも、モヤモヤするし不快だから文句を言いたい?

 

でしたらその文句は、自分自身に向けるべき。

 

こんなことを気にするなんて、お前は莫迦かと、アホかと、どうぞ、自分を責めましょう。そして、散々責めた後は、自分で自分を慰めましょうよ。

 

とはいえ、お前もずいぶん頑張って自分の人生を生きてるよな。いつもおつかれさま。

 

ありがとう。

 

たまには気を抜いて、

 

一休み一休み。

 

part2へつづくw