人間がいがみあったり、
傷つけあったりするのは、
そういう習性なのかなって思ってたけど、
やっぱり違うと思う。
もしもそういう習性なんだとしたら、
宇宙に人工衛星飛ばせるほどの科学技術がありながら、中身はその辺の野生動物と大差ないという事になる。自分を守る為に他人を威嚇し、ときには牙をむいて襲いかかる。そんなものを高尚に「人類」なんて呼んでいいわけない。ただの「猿」だよね、それ。
ただの猿にならない為に、
わたし達は自分の感情と向き合う必要がある。
感情の発生源を探して、思考の力でそれを昇華し、自分と他人を傷つける前に、本来の自分を取り戻す必要がある。
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「本来の自分」
という言葉、結構パワーがあると思う。
自分が自覚してる性格が自分のすべてのように感じるけど、本当にそうなのかなって。
わたしは本来、他人に対してほとんど敵愾心がない。人類皆兄弟とまでは思わないけど、街を歩いてる多くの人が、自分と同じ善良な人だと思ってる。(自分を善良と言い切るのもなかなかだけど笑)
なのに、こうして生きてると、
ときどき自分の中にある冷徹な部分に驚くことがある。
えっ、俺こんな些細なことで腹立てる人間だったっけ?
と。
わたし自身は敵愾心がないのだけど、どういうわけか、(もとから失礼、無礼な人間を差し引いたとしても)最初からこちらを敵として扱ってくる人間がいる。何を持って敵意とするかは、個人の主観によるんだけど。
わたしの場合、最大の敵意は目に表れると思ってる。使う言葉や所作は取り繕えても、人を見る視線の中に、その人の世界観のすべてが表れてる。自分自身が腐ってるときも、瞼が重くなるのを感じるし、目に光を取り込めなくなって、どんよりする。
そんな敵愾心が強く、人相(主に目つき)に敵意が張りついたような人と対峙したとき、どうしてもその敵意に釣られてしまう。プライベートなら距離を置けばいいだけだけど、だいたいそういう奴って職場、もしくは、サービス業なら客の中にいるよね。
一発頭しばいて
「黙っとれ阿保!」
って言えたら、どんなけスーッとするか笑
ま、そんなことを考えてるわたしも、残念ながらまだまだ猿から抜け出せてないのだろう😂
もともと怒り状態にない人が、他人の怒りに曝されて感染し、同じように怒り狂って喧嘩になる。規模は違えど、世界のあちこちで日常的にそんなことが起こってる。
猿、猿、猿。
いい加減猿から人類に進化したい笑
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優しく生きる為に何が必要なのか。
いろいろあるけど、そこそこ大事に思えるのが、自分が嫌いなタイプの人間になってみることだと思う。
もちろん、実際に嫌な奴になる必要はない笑
ただ、相手の目にこの世界はどう見えてるのか想像するだけ。自分に対して理不尽な怒りをぶつけてくる相手の目に、わたしはどう映ってて、わたしの何が相手の怒りスイッチを入れたんだろう。そう考えてみる。
完全ではないにしても、そうして考えてみることで、少しだけ相手の怒りの発生源に近づける気がする。
とはいえ、答えは至極簡単。
怒ってる人は、
傷つくのが怖いだけ。
自分が傷つくことへの不安、
恐れから、他人を傷つける。
自己防衛の為の行動が
相手への攻撃しかないんだよね、
弱者は。
あえて弱者と書いた。
メンタルが正常に機能してる人は、
他人に対して怒る必要がないし、
たとえ怒るべきシチュエーションだったとしても、論理的に考えてそれが「不毛」とすぐに理解して、喧嘩になる前に身を引ける。もしくは、落ち着いて言葉で説明できる。
常に不機嫌な人の目に映る世界は、
自分を不機嫌にしてくる敵で溢れかえってる。
すべての感情は他人からではなく、
自分の中から発生してることに気づかない。
声に出すとよくわかる。
「わたしは自分が傷つくのが怖いから、代わりにあなたを攻撃します。それであなたが傷ついたとしても、わたしを傷つけようとしたんだから当然の報い」
ハッキシ言って阿保ですよ笑
誰もあなたを傷つけられないし、万が一傷ついたとしたら、それはあなたが自分で自分を傷つけて、それを他人のせいにしてるだけなんだから。
「あなたがわたしの思い通りにならなくて腹が立つので、あなたを攻撃しますね。わたしのいう通りに考えて、言う通りに行動しないのだから、当然の報い」
はい、何様キタコレー!笑
1人の独立した人間の意志を意のままに操る権利が、あなたにありますか?ないですよねえ。生き方も価値観も違うのだから、思い通りにならなくて当然だし、もしもあなたの望むものを与えてくれる人が居たとしたら、莫大な感謝をするべきだと思う。
優しく生きるために、
まずは自分に優しくなりましょう。
そしたらきっと、人にも優しくできる。
と言いながら、今朝の駅の階段でいきなり変な方向転換したやつに「あっぶ!なんやこいつ!!」とイラついた銀次であった……笑
③テレフォン人生相談の神!へ続くw